睡眠時無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群イメージ

周囲にいびきを指摘される、熟睡感がない、日中眠い、何度もトイレにおきる、体重が増えたなどの症状があれば睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群は高血圧、心疾患、脳血管障害、糖尿病を高率に合併しますので、適切に診断し治療することが望ましいです。心配な方はまずは外来でご相談下さい。

治療法について

診察させて頂いた上で、自宅で行える携帯用睡眠時簡易検査を行って頂きます。検査の結果、無呼吸低呼吸指数(AHI)が40以上であるとCPAP療法の適応となります。AHIが40未満でも睡眠時無呼吸症候群を疑う場合は、ホリソムノグラフィー(PSG検査)という精密検査を行います。
睡眠時無呼吸症候群の主な治療はCPAP療法ですが、比較的軽症の方はマウスピースを作成して対応する場合もあります。
CPAP療法を適切に行う事で日中の眠気が改善したり、心血管イベントを抑制する可能性があります。CPAPは慣れるまでに少し時間がかかりますし、根気強く使用することが重要ですので1ヶ月に1度は受診頂き、一緒に取り組んで行いきます。
まずはお気軽にご相談下さい。