補聴器外来イメージ

最近聞こえが悪くなった、耳鳴りがする、耳が詰まった感じがするなど耳の症状があれば、お気軽にご相談下さい。
私は大学病院の補聴器外来で多くの患者様に補聴器を導入させて頂きました。そういった経験の中で、私が思う補聴器にとって最も重要な事は「補聴器を購入する前の適切な調整が大切。高額な補聴器=とても良く聞こえる補聴器ではない」という事です。補聴器では、初めから心地よく聞こえる音量は残念ながら小さすぎる音量で、適正な音量ではない可能性があります。そのため、適切な音量では初めはやや音がうるさいと感じる方が多いです。そのうるささが適切であるかどうかしっかりと医学的に説明させて頂き、最適な補聴器になるように目指して行きます。

当クリニックでの補聴器を試す流れ

  1. ① 外来受診⇒補聴器を試すことを決定します。
  2. ② 補聴器外来スタッフから患者様へお電話させて頂き予約日程を決めます。
  3. ③ 予約日に来院頂き補聴器を試す⇒音場検査という補聴器を付けた状態での検査を行い調整します。
  4. ④ 補聴器を自宅などの生活環境で試して頂きます。
  5. ⑤ 1~2週間後に再度受診して頂き、調整を行って行きます。適宜音場検査を行います。
  6. ⑥ ⑤を繰り返し行い適切な補聴器になるように調整して行きます。
  7. ⑦ 調整が完了し、十分に有用な補聴器となりましたら購入となります。

注意事項

  • 診察料はかかりますが、補聴器貸し出しについての料金はかかりません。
  • 試聴をしても補聴器が合わなければ、購入には至りません。補聴器が合いにくい方がいらっしゃいますので、その点もしっかり説明させて頂きます。