鼻の病気について

鼻の病気イメージ

鼻の病気の症状には下記のようなものがあります。

  • 鼻閉(鼻づまり)
  • 鼻汁(透明や黄色のはなみず)
  • 後鼻漏(はなからのどに鼻水がたれる)顔が痛い(ほっぺやおでこが痛い)
  • 匂いがしない
  • 鼻が臭い
  • 鼻血

私は大学病院で鼻中隔湾曲症、副鼻腔炎(蓄膿症)、アレルギー性鼻炎などに対して手術を行ってきました。鼻はかなりデリケートなところですので、安心して受診して頂けるように丁寧な診察が重要であると考えております。当クリニックでは個々に適した投薬や鼻の処置を行わせて頂きます。投薬では改善しない副鼻腔炎には手術が必要です。また鼻腔腫瘍や鼻腔真菌症(カビ)などが隠れている場合もありますので、必要に応じて細いファイバースコープで診察させて頂きます。

アレルギー性鼻炎

大きく分けて、「一年中症状がでる通年性アレルギー性鼻炎」と「スギなどによる季節性アレルギー性鼻炎」があります。
どちらも投薬が基本的な治療です。患者さんそれぞれに適した投薬を行わせて頂きます。
根本的な治療として舌下免疫療法もあります。興味がある方はご相談下さい。
また鼻閉などの症状がありアレルギー性鼻炎と思っていても、重篤な病気が隠れている場合もあります。耳鼻咽喉科で正確な診療を行う事が大切です。

副鼻腔炎(蓄膿症)

副鼻腔という鼻の周囲の空間に膿がたまったりする病気です。鼻閉や後鼻漏、頬部・前頭部痛などが症状としてあります。まずは診断が大切です。投薬で改善する場合もありますが、手術が必要な場合もあります。

鼻出血

鼻のなかの血管が何らかの原因で破綻した状態です。多くの場合は簡単な処置で止まりますが、出血が多い場合は機器を用いて焼灼止血します。鼻腔の奥からの出血の場合はガーゼを挿入する場合もあります。

鼻副鼻腔腫瘍、真菌症

一般的な副鼻腔炎に比べると稀ですが、鼻に腫瘍ができたり真菌(カビ)が発生することがあります。そのような病気が疑われた場合には治療可能な病院へ紹介します。