中耳炎、風邪、耳あか、鼻炎、いびきなどで多くのお子様が耳鼻咽喉科を受診されます。
かぜの症状が耳にも影響を及ぼし中耳炎になったり、鼻炎と中耳炎を同時に起こしたり等、様々の要因が絡んでることが多くしっかり診察する必要があります。私は大学病院で小児の難治性中耳炎や手術が必要な扁桃腫大や・アデノイド増殖症の手術を数多く行ってきました。診療にはお子様との信用関係が最も重要であると考えています。丁寧にわかりやすく病状を説明させて頂き、しっかりと診断・適切な治療を行わせて頂きます。
中耳炎
様々な種類の中耳炎がありますが、しっかり鼓膜を観察することが必要です。痛みがメインの急性中耳炎、聞こえが悪くなる滲出性中耳炎、手術が必要になる真珠腫性中耳炎・慢性中耳炎などがあります。それぞれに応じて丁寧に診察して治療させて頂きます。
かぜなどの上気道感染
かぜの原因はおもにウイルスですが、中には抗菌薬を用いてしっかり治療する必要がある病気も隠れています。また、中耳炎を併発している事もあるので耳も含めて診察させて頂きます。またかぜと思われる症状でも急性扁桃炎や急性喉頭蓋炎など重篤な病気も隠れているためしっかりと診断することが必要です。
耳あか
耳あかがたまりやすい方がいます。特にお子様は耳の穴が小さいためご自宅で取ることが難しいです。耳あかで受診することを躊躇する方もいらっしゃいますが、安心してお気軽にご相談下さい。
鼻炎・副鼻腔炎
小児でも花粉症の方がいます。また集団生活のため慢性的に鼻汁を認める方も多くいます。吸引やネブライザーなどの処置やお薬で治療します。
アデノイド増殖症、扁桃腫大
いびきや無呼吸、食事量が少ないなどの症状で受診する方が多いです。程度によって手術の必要があるため診察の上で必要に応じて手術可能な病院へ紹介します。
その他
上記には主な疾患を上げましたが、しっかりと診察しないとなかなか診断がつかない疾患が小児の場合は多くあります。まずはご相談下さい。
